こんにちは、投資経験25年のサラリーマン投資家&FP2級技能士、みつぞうです。
前回は、毎月の積み立て投資資金の作り方について、お話ししました。
投資資金のメドができたところで、いよいよ投資信託を購入しましょう・・・。
といっても、初心者には、何から始めて良いか見当もつきませんね。
投資信託ってどうやって買うの?
投資信託の積み立てってどうすればいいの?
という疑問を持つ方は多いと思います。
この記事を読むと、
- 証券口座ってどうやって開設するの?
- 投資信託はどうやって選べば良いの?人気の銘柄は?
- 投信積立はどうすれば良いの?
という疑問が解決します。
簡潔にみやすく書いていますので、忙しい方でもお気軽にご覧ください。
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証券口座を開設する
皆さんは、投資信託がどこで買えるか知っていますか?
答えは、証券会社や銀行で買うことができます。
といっても金融機関の窓口に行く必要はありません。
良かった。窓口に行かなくていいのね!
証券会社の窓口に行くのは勇気がいるものね。
楽天証券などのネット証券の口座を作っておけば、スマホで買い付け(投信積み立て)の申し込みができます。
ネット証券の口座をまだ開設していない方は、「楽天証券 口座開設」などと検索すれば、証券会社のサイトが見つかります。
サイトの案内に従って入力すれば、簡単に口座開設の申し込みができます。
ネット証券の中では、楽天証券やSBI証券がおすすめです。
扱っている投資信託の数が豊富で手数料が安く、操作画面がわかりやすいです。
投資をするときもスマホで簡単に指示が出せます。
ネット証券がおすすめなのね!
口座開設の手続きをすると、混み具合にもよりますが1〜2週間で口座開設が完了します。
購入する投資信託を選ぶ
口座の開設ができたら、次は購入する投資信託を選びましょう。
インデックスファンドとアクティブファンドの違い
投資信託と言ってもいろんなものがあるみたいだし、いったい何を買えばいいの?
誰もがこんな疑問を抱くと思います。
投資信託は、運用会社のプロ(ファンドマネージャー)が銘柄を選んで運用するアクティブファンドと、日経平均株価や米国のS&P500などの指数(インデックス)に連動するインデックスファンドに分けられます。
初心者は、値動きが分かり易くて、その指数に組み込まれている幅広い銘柄に分散投資でき、市場平均のリターンを得られるインデックスファンドがお勧めです。
初心者はインデックスファンドがおすすめです!
インデックスファンドに投資する場合のポイントは、次の通りです。
- 投資する金融資産を選ぶ
- 手数料が安いか?
- 純資産残高が少なすぎないか?
投資する金融資産を選ぶ
投資先する金融資産は、大きく分けて、国内株式、国内債券、海外株式、海外債券の4つに分類されます。
(先進国と新興国の分類や、リート、金などもありますが、ここでは省略します)
これらの金融資産それぞれに代表する指数(インデックス)があり、価格がその指数に連動する投資信託を選ぶのですが、はじめに何に投資するかを決めます。
何に投資すれば良いのかしら?
一般に、株式より債券のほうがリスクが小さく、価格変動も穏やかです。
しかし、現在の低金利の状況では、リスクに見合ったリターンが期待できません。
今は、債券よりも株式、特に海外の株式への投資がリスク&リターンのバランスが良いと思われます。
低金利時代の今は、債券投資の魅力は小さいと言えます。
この30年、国内株式の日経平均の年平均利回りは0.18%しかありませんが、米国のS&P500は9.89%でした。
インデックスファンドを積立投資するなら、米国株式のように右肩上がりで成長している市場のインデックスに連動する投資信託を選ぶと、大きなリターンが期待できます。
米国株式市場全体の成長の恩恵を受けられるのね!!
手数料が安いか?
投資信託の手数料には、購入時にかかる買付手数料と保有している間にずっとかかる管理費用(含む信託報酬)、売却時にかかる信託財産留保額があります。
買付手数料は、投資信託の買付時に、買付金額に対して一定の割合(数%)にかかる手数料ですが、インデックスファンドでは買付手数料が無料の投資信託が主流です。
管理費用は、投資信託の保有期間中にずっとかかる費用で、0.1%以下のものから3%を超えるものまであります。
管理費用が高いと資産運用の効率が下がるので、なるべく1%未満のものを選ぶようにします。
信託財産留保額は、投資信託を売却するときに基準価額の一定割合(0.3%程度)が差し引かれるものですが、かからない投資信託も多いです。
投資信託の手数料も安いに越したことはないってわけね。
純資産残高が少なすぎないか?
純資産総額とは、その投資信託の時価総額です。
この額が低いと、繰り上げ償還といって投資信託が自動的に解約されてしまうことがあります。
繰り上げ償還は、ファンド側の都合で行われるため、投資家側としては予期せぬタイミングで行われ、含み損がある場合は損失が確定してしまうことになります。
投資信託を選ぶときは、純資産総額が30億円以上、できれば100億円以上のものを選ぶと安心です。
おすすめの銘柄は?
楽天証券のサイトで投資信託の積み立てランキング(設定金額)は次のようになっています(2020年6月21日現在)。
- eMAXISSlim米国株式(S&P500)
- 楽天・全米株式インデックス・ファンド
- eMAXISSlim全世界株式(オール・カントリー)
1位と2位は米国株式に、3位は世界株式に投資するインデックスファンドです。
いずれも買付手数料が無料、信託報酬などの管理費用が0.1%前後、純資産額が300億円以上です。
毎月、投資信託を自動的に積み立てる
株式や投資信託など値動きのある金融商品を積立投資するメリットの一つに、時間の分散ができることがあります。
価格の高い安いにかかわらず一定額を定期的に購入することにより、購入価格を平均化でき、高値づかみを防ぐことができます。
小額でも一定額を毎月積み立てるのが重要ね!
投信積立の設定は簡単!
投資信託が決まったら、証券会社のサイトで投信積立の設定を行います。
以下では、楽天証券のサイトで「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の投信積立を設定する場合を紹介します。
- 楽天証券にログインして、「投信」の「トップ」に移動する
- 「ランキングから探す」を選び、「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」を選ぶ
- 「積立注文」を選ぶ
- 「引落口座と積立指定日を選択」で引落方法と積立指定日を選ぶ
- 積立金額を入力する
- 分配金コースを「再投資型」にする
- 口座区分を「特定」または「 NISA」にする
- 目論見書を確認して、「注文内容確認へ」を選ぶ
- 入力内容を確認して、良ければ取引暗証番号を入力、「注文する」を選ぶ
まとめ
いかがでしたか?
今日は証券口座の開設から投信積立の設定までをお話ししました。
もっと詳しく知りたい方は、口座を開設した証券会社のサイトでも説明がありますので、おすすめです。
また、インデックス投資については、次のサイトも参考になると思います。
本日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました!!
次の記事も投資について役立つので、参考にしてみてください。
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