こんにちは、投資経験25年のサラリーマン投資家&FP2級技能士、みつぞうです。
今日は、日本の株式に投資して得られる配当でインフレに備えることについてご説明します。
インフレって聞いたことあるけど・・・。
どういう意味だっけ?
言葉は聞いたことあるけど、うまく説明できないなー。
という方も多いのでないかと、思います。
この記事を読むと、
- インフレってなんだっけ?
- インフレにどう対処すればいい?
- 株式投資のメリットとデメリットは?
という疑問が解決します。
簡潔に見やすく書いていますので、忙しい方でもお気軽にご覧ください。
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インフレのお話し。消費税の2%増税は、実質、2%の物価上昇(お金の価値の下落)だった
はじめにインフレについてお話しします。
2019年10月、消費税が8%から10%に引き上げられました。
これによって、それまで108円で買えていたものが110円払わないと買えなくなったのです。
つまり物価が2%上がったのと同じことです。
あまり意識してなかったけど、これからは100万円出しても909,090円のものしか買えないのね。今までは925,900円のものが買えたのに。。。
今回は消費税でしたが、ものの値段(物価)も経済成長とともに上がっていくのが普通です。
仮に毎年1%物価が上がるとします。
そうすると持っているお金では、1%ずつ安いものしか買えなくなります。
お金の価値が下がるのです。
現在の100万円の価値は、5年後には95万円に、10年後には90万円になります。
ものの値段で言えば、物価が毎年1%上がると、390円のハンバーガーが、5年後には410円に、10年後には431円に上がります。
10年で1割もお金の価値が下がっちゃうんだ!?
何とかならないかな?
現在の預金金利は、高くても0.2%程度です。
このような低金利の時代では、自分の資産を全て元本保証の銀行預金に預けていたのでは、実質的に資産が目減りしていくのです。
このようなインフレ(物価上昇)に対応できるのが、株式投資なのです。
株式投資とは
初めに「株式」と聞いてどう感じましたか?
リスクが高そう
ギャンブルみたいなものだよね?
と思われた方も多いと思います。
確かに、デイトレーダーのように1日に何度も売買を繰り返して大きな利益を得ようとする手法は、リスクの高い「投機」だと言わざるを得ません。
情報も資金力も格段に豊富な機関投資家を相手に利益を得ようとするわけですから、利益を上げるのは簡単ではなく、大きな損失を被る可能性もあります。
ここでご紹介するのは、「投機」ではなく「投資」です。
有望な企業の株に投資して株主になり、その企業を応援するとともに、その成長の果実を得ることを目指す長期投資なのです。
短期的な利益を追うのではなく、長期目線で投資すれば、企業の成長の果実を得ることができます。
株式投資のメリットとデメリット
企業は、利益を上げるために日々活動しています。
業績が良い企業や将来性のある企業は、毎年少しずつ成長しているので、利益の一部を「配当」という形で株主に還元します。
また、購入した時より株価が値上がりしたことによって得られる、株価の値上がり益もあります。
業績の良い企業の株は、購入する投資家が多いので、株価が値上がりするのです。
さて、ここで株式投資のメリットとデメリットを確認しておきましょう。
高配当利回りの株式投資でインフレに準備する
株式のメリットの1つは、インフレに強いということです。
株式への投資金額に対する配当金の割合を配当利回りと言いますが、比較的業績が良く将来性もありそうな企業でも、配当利回りが3%以上の企業があります。
配当利回りが3%の企業の株式に100万円投資して、1年間配当を受け取ると、
100万円 × 3% = 3万円
配当にかかる所得税が 20.315% ですので、
税引き後は23,905円を受け取ることができます。
株式投資の配当金がインフレ対策になり得ます。
2%以上の配当を受け取ることができますので、インフレに対応できることがお分かりいただけると思います。
株式のデメリットは、価格の変動リスク
次に、株式投資のデメリットです。
株式投資のデメリットは、やはり価格の変動リスクだと言えると思います。
企業活動は、国内外の政治・経済の様々な状況の変化に影響を受けますので、それを先取りして株価は変動します。
また、株価は一種の人気投票のようなものですので、いくら有望企業でも市場に参加する投資家に注目されないと、株価は低いままということもありますし、含み損を抱えることもあります。
一定のリスクを取らないとリターンは得られません。
自分が許容できる範囲内でリスクをとることが大切です。
個人投資家が株式投資に求められるのは、やはり、時間の分散と銘柄の分散、そして長期投資でしょう。
長期間に渡ってコツコツと少しずつ投資することによって、価格変動のリスクを平準化でき、長期目線で向き合うことによって、企業の成長を享受することができるはずです。
株式の価格は毎日変動しますが、日々の値段に一喜一憂するのではなく、配当金を受け取りながら長期投資を行うのが、個人投資家にとって無理のない投資手法だと思います。
配当は不労所得
株式投資の配当収入は、働かなくても得ることができる「不労所得」にあたります。
お金がお金を増やしてくれる「金のなる木」なのです。
配当利回りが4%以上の高配当株に100万円投資すれば、税引き後、約3万2千円の配当収入を得ることができます。
高配当株を少しずつコツコツと買い増して、お金のなる木を育てていけば、将来の大きな収入源にすることができます。
私もお金のなる木を育てたいなー
お金のなる木を育てて、月5万円とか10万円とかの配当収入が得られるようになったら、人生変わるかもしれないな。
ちなみに、配当利回りが4.5%の株式に335万円投資すると、年に約12万円、1ヶ月あたり1万円の配当収入を得ることになります。
普段の給料以外に月に1万円の収入があると、光熱費や通信費などの固定費の一部を配当だけでまかなうことができて、心理的な負担が和らぎます。
まとめ
いかがでしたか?
資産の一部に株式を組み込み、配当収入によってインフレに備えるというテーマでお話ししました。
株式投資なんてやったことないという方も、この機会にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
実は、皆さんがもらう国民年金や企業年金も、生命保険などの保険も、株式に投資しています。
資本主義の世界にいる以上、誰もが株式の恩恵は受けていますし、そこから逃れることはできません。
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さて、株式投資で配当収入を得たら、翌年は必ず所得税の確定申告をしましょう!
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配当控除については、以下の記事で紹介していますので、こちらもご覧ください!!
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本日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました!!
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