こんにちは、投資経験25年のサラリーマン投資家&FP2級技能士、みつぞうです。
以前の記事で、確定拠出年金(企業型DC)の運用成績(2022年9月時点)について紹介しました。
今日は、2023年7月時点の運用成績(2007年3月から16年5か月間)をご紹介します。
この記事はこんな人におススメです。
- 確定拠出年金を長期間運用したときの運用成績の事例が知りたい
リーマンショックやコロナショック、大規模緩和の後のインフレと急激な利上げなど数々の試練を経て、確定拠出年金の運用成績がどのように推移したか、長期投資を行う方のご参考になればと思います。
簡潔に見やすく書いていますので、忙しい方でもお気軽にご覧ください。
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【2023年7月】確定拠出年金の16年6か月の運用成績は含み益約260万円
確定拠出年金の評価額は5,794,112円、評価損益は2,605,112円(+81.69%)となり、年平均利回りは4.93%になりました。
なお、運用開始以降、状況に応じて機動的にスイッチング(銘柄の入れ替え)を行ってきており、上の表は現在保有している銘柄を表しています。
運用開始(2007年3月)からの資産推移は次の通りです。
2019年からは、会社の拠出金に加えてマッチング拠出によって積み立て額を増額しています。
現在は、会社の拠出金とマッチング拠出の金額を合わせて満額の月々27,500円(年間330,000円*3)を拠出しています。
*3 掛金の拠出限度額は、他の企業年金がある場合で年額330,000円、他の企業年金がない場合は年額660,000円です。
前回の記事を書いた2022年9月以降は、米国の消費者物価指数(CPI)の上昇率がピークを付け、利上げ効果が確認されるにしたがって、米S&P500指数は上昇基調を強め、2023年7月までに28%上昇しました(2022年9月比)。
筆者の確定拠出年金の評価額も米国株式の上昇に伴って上昇し、2023年7月に約579万円に達しました。
確定拠出年金のポートフォリオと運用方針
確定拠出年金のポートフォリオ
2022年3月のスイッチングにより配分が大きく変わりました。
先進国株式が44.7%、バランス投信が40.2%(国内株50%、外国株25%、国内債券17%、外国債券5%、その他3%)、世界リートが10.7%、国内リートが3.9%、待機資金が0.6%という配分です。
株式の比率が76%程度あり、積極的に資産の成長を目指すポートフォリオです。
米国の利上げもそろそろ打ち止めとの見方が多くなっていますので、外国債券の比率を高めるなど、60歳以降の出口を踏まえて、より機動的にポートフォリオを見直していきたいと考えています。
確定拠出年金の投資目的と方針
確定拠出年金の投資目的と方針については次の記事をご覧ください。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、2007年から16年5か月の期間における確定拠出年金(企業型DC)の運用成績について、ご紹介しました。
確定拠出年金は、公的年金の受け取り開始までの年金収入の一角として重要な位置づけのため、今後も慎重かつ大胆に運用を行っていきたいと思います。
本日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました!!
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