こんにちは、投資経験25年のサラリーマン投資家&FP2級技能士、みつぞうです。
子どもが生まれると、最初に考えなければいけないのが、生命保険の見直しと教育資金の準備計画だと思います。
生命保険の見直しについては別記事に譲るとして、今日は教育資金の準備についてお話ししてみたいと思います。
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学資保険は使わない。教育資金は投信積み立てで準備することにした。その理由は?
子どもが生まれて何かとお金がかかるけど、将来の教育資金も計画しないとな。。。
お父さん、ガンバッテ!!
教育資金を準備するために、いわゆる学資保険を利用している方、検討したことがある方は多いのではないでしょうか?
私も子どもが生まれたときに、何社かの学資保険を比較して検討しました。
その結果、
教育資金を準備するのに学資保険は使わない
ことにしました。
なぜでしょうか?
A社の学資保険のプランを見ると、月々¥9,000を積み立てて子どもが18歳になったときに200万円が受け取れるというものでした。
払込保険料総額は¥1,944,000なので、18年間で¥56,000増えることになりますが、その年平均利回りは0.156%です。
0.156% って。。。
これってお得ですか?
18年間積み立ててコレですか???
自分で投信積み立てやった方が増えるんじゃない?
試しに金融庁のサイトで、シミュレーションしてみると。。。
¥9,000を金利3%で18年間積み立て投資(複利運用)した場合を試算すると、¥2,573,463になります。
税金20.315% を引いても50万円以上の利益が出ます。
金融庁 資産運用シミュレーション(https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/moneyplan_sim/index.html)
インデックスファンドの投信積み立てで長期投資をする場合、年平均利回り3%は無理のない数字です。投資期間が18年あれば、損失が出るリスクも低く抑えられるでしょう。
というわけで、私の場合は、投信積立で教育資金を作ることにしました。
投信積み立てについて詳しくはこちら。
学資保険とジュニアNISAの比較はこちら。
子どもが生まれたときから、投信積み立てで教育資金を作ってみた
子ども名義の証券口座を作る
私の場合は、自分の投信積立で成果が出ていた「さわかみファンド」で積み立てを行うことにしました。
さわかみファンドはアクティブファンドで、購入手数料は無料ですが、信託報酬が1%と最近では高い部類に入るかもしれません。
しかし、私が教育資金の積み立てを始めた10数年前は、今のように信託報酬が低くて優良な投資信託がなく、1%でも良心的なほうでした。
今は便利になったんだね!
また、子どもが生まれる前から、積み立て投資を行って利益が出ていたため、当時としては迷うことなくさわかみファンドを選択したのです。
さわかみ投信に子ども名義の証券口座を作り、積み立て投資を行うために、同じ名義の銀行口座が必要だったため、銀行にも子ども名義の口座を作りました。
投信積み立てで教育資金を作る
証券口座と銀行口座ができたら、いよいよ投信積み立ての設定を行います。
① 投信積み立ての設定をする
さわかみ投信で、月々の購入額、購入日、引き落とし口座などを記入して投信積み立ての申し込みをします。
(今では、スマホでカンタンに手続きできますが、当時は書類に記入・捺印して郵送で手続きしました^_^;)
② 子ども名義の銀行口座に入金する
毎月または定期的に子ども名義の銀行口座に入金しておけば、指定した日に自動的に投資信託を積み立て購入してくれます。
運用状況
投信積み立ては、途中で一部解約をしましたが現在も続けていて、運用状況は以下の通りです。
実質、136万円投資して82万円の利益が出ていることになります。
積み立て期間 | 2007年〜。約13年間 |
積立額 | 毎月1万円〜3万円 |
総投資額 | 約226万円 |
解約額 | 約90万円 |
残高 | 約218万円 |
損益 | 約82万円 |
私の場合は、子ども用の貯蓄のうち半分程度を投信積み立てに当て、残りの半分は普通預金に置いています。
教育資金は計画を立てやすい貯蓄ですが、それでも全額を投資信託に当てるのはリスクが大きいので、普通預金と分散させているというわけです。
まとめ
いかがでしたか?
子どもが生まれたときに、多くの方が検討する学資保険は必要ない、というのが私の結論です。
投信積み立てをやったことない方でも、最近は100円などの小額からできたり、ポイントも使えたりするなどハードルが低くなっていますので、ぜひ投資信託の積み立てを検討されることをおすすめします。
こども向けの積み立て貯蓄に向いたジュニアNISAについては、以下の記事に書いていますのでご覧ください。
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本日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました!!
次の記事も教育資金について役立つので、参考にしてみてください。
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