こんにちは、投資経験25年のサラリーマン投資家&FP2級技能士、みつぞうです。
以前、2023年末で制度が廃止されるジュニアNISA(ニーサ)でこれから積み立てを始める場合のメリット/デメリットをご紹介しました。
2022年と2023年の2年間しか積み立てできないけど、子供が高校や大学に入学するときにはいくらぐらいになるのかしら?
そうだね。ジュニアNISA以外にいくら準備すべきかも気になるしね。
2022年からジュニアNISAを始めた場合について、試算してみましょう!
この記事はこんな人におススメです。
- あと2年で廃止のジュニアNISAで2022年から投資を始めた場合、いくら貯まる?
- ジュニア NISAの最近の運用成績の事例が知りたい
簡潔に見やすく書いていますので、忙しい方でもお気軽にご覧ください。
ジュニアNISAって何?という方は、先に次の記事をご覧ください。
2023年末で制度が廃止されるジュニアNISAで2022年から投資を始めたらいくら貯まる?
ジュニアNISAが廃止された後の扱いや、これからジュニアNISAを利用する場合のメリット/デメリットについては、以前の記事をご覧ください。
2年間80万円/年の投資と、以降の複利運用による投資成果は?
次のグラフと表は2022年と2023年にそれぞれ80万円積み立て投資を行い、それ以降は複利運用のみを行った場合の元利合計金額の試算結果を表したものです。
初めの2年間だけ各80万円積み立て、それ以降は運用するだけですが、投資期間が長いほど複利効果によって元利合計金額が増加することがわかります。
成長の速度は想定する金利によって異なりますが、教育資金という性格から保守的に見ておくのが良いでしょう。
教育費は進学先によって異なりますが、仮に公立高校と私立大学(理系)に進学する場合、高校で約140万円、大学で約700万円かかります(参考:【教育資金】学校教育費はいくら準備すればよい?)。
これからジュニアNISAを活用して教育資金を構築する方は、必要な教育資金のうちジュニアNISA口座の投資で準備でき得る金額の参考にしていただければ幸いです。
【2022年1月】ジュニアNISAの運用成績は、含み益88万円、10月から11万円減少
みつぞうのジュニアNISA口座の運用成績は、2021年10月にご紹介して以来3か月経ちましたので、2022年1月時点の運用成績(2018年1月からの49か月間)をご紹介します。
ジュニアNISAの評価額は3,326,357円、評価損益は888,877円(+36.47%)となりました。
前回(2021年10月)は評価損益100万円(+45%)でしたが、この3ヶ月間は115,939円の減少、-11.54%でした。
(なお、本記事を執筆している2022年2月13日時点では、評価損益1,007,410円と2022年10月の水準に戻ってきています)
この間、金以外のアセットがすべて下落したのが影響しました。
2021年11月は新型コロナウイルスのオミクロン変異株への警戒感からリスク回避の動きが強まり、世界的に株価は下落、12月はオミクロン株への警戒感後退で日米欧株とも上昇、1月は米FRBが金融引き締めの前倒し方針に変わり、金利先高観からハイテク株中心に下落しました。
2018年1月からの資産推移は次の通りです。
2022年11月以降の世界情勢は、
- 天然ガスや原油などのエネルギー価格の高騰や、半導体などの部品不足による物不足、人手不足による人件費の上昇などを背景にして物価高が顕在化。インフレに対処するため世界的に利上げの機運が高まる。
- 米FRBは「インフレは一時的」との見方を撤回し、金融引き締めの前倒しやバランスシートの縮小を早めることを示唆。
- 11月に南アフリカでオミクロン株が出現し瞬く間に世界中に感染。欧州で再びロックダウンになる国が現れたが、感染者数が減少に転じると正常化に向かってきた。
- 感染者が大幅に減少していた日本でも1月に入ってから急激に感染が広がり、1日の感染者は全国で6万人を超えた。
- ウクライナのNATO加盟を防ぎたいロシアは、ウクライナ国境に軍を集結。緊張が高まる。
というような状況でした。
ジュニア NISAのポートフォリオ
ジュニア NISAのポートフォリオ
ジュニアNISAのポートフォリオは上記の通りで、 株式が81%、債券が11%、金が8%という割合です。
2022年9月に売却した「iFree新興国債券インデックスファンド」と「iシェアーズ・ハイイールド債券インデックスファンド」ですが、その後のチャートはそれぞれ-0.23%、+0.38%と横ばいの状況です。
やや売るのが早かったかもしれませんが、これから金利が上昇する局面なのでこれでよかったと思います。
ジュニア NISAの投資目的と方針
ジュニア NISAの投資目的と方針については次の記事をご覧ください。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、制度廃止まであと2年余りとなるジュニアNISAについて、これから投資するとどのぐらいの教育資金ができるか試算した結果をご紹介しました。
また、みつぞうのジュニアNISA投資の運用成績(2022年1月時点)についてもご紹介しました。
大切な我が子の教育資金を検討される際のご参考になれば幸いです。
本日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました!!
次の記事も投資について役立つので、参考にしてみてください。
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