こんにちは、投資経験25年のサラリーマン投資家&FP2級技能士、みつぞうです。
最近、20〜30代の若い世代の間に、NISA(ニーサ)やつみたてNISAを利用した投資が拡がっているそうです。
でも、
NISA(ニーサ)って言葉はよく聞くけど、よくわからないわ。。。
という人もいると思います。
今回の記事はそんな人の悩みにお答えします。
この記事を読むと、
- NISA(ニーサ)って何? どんなしくみ?
- NISAで投資信託に投資するってどんな感じ?
という疑問が解決します。
簡潔に見やすく書いていますので、忙しい方でもお気軽にご覧ください。
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NISA(ニーサ)って何?
先生、 NISAって何ですか?
先生、投資初心者にもわかるように教えてください。
はい。では説明しますね。
NISA(「ニーサ」と読みます)には次のような特徴があります。
- 投資した商品(株式や投資信託など)の売買益や配当金、分配金が非課税になる
- 株式や投資信託、リートなどに投資が可能
年間120万円を投資でき、5年間の非課税期間がある
はじめは投資信託を毎月小額から積み立てるのが良いと思います。
値動きのある商品でも、毎月一定額を購入することで、購入単価を平均化することができます(ドルコスト平均法)。
利益や配当が非課税なのがいいね‼️
そうね❗️ 定期預金の利息がついても税金を20%取られると、こんな雀の涙の利息からも税金を取るなんて「オニ」なんて思っちゃうもの。
つみたてNISA(ニーサ)って何?
NISAの兄弟分の「つみたてNISA」についても少し触れておきましょう。
つみたて NISAの特徴は次のとおりです。
- 投資した商品(株式や投資信託など)の売買益や配当金、分配金が非課税になる( NISAと同じ)
- 投資信託(つみたて NISAでの購入が認められたもののみ)に積み立て投資が可能
年間40万円を投資でき、20年間の非課税期間がある
ちなみに、NISAはイギリスのISA(Individual Saving Account:個人貯蓄口座)をお手本に日本で導入されたので、頭に「N」を付けてNISA(Nippon Individual Saving Account)という名前がつきました。
イギリスでは、口座開設期間がなく恒久化された制度となっていて、成人人口の約半数が資産形成手段として利用しているとのことです。
NISAで投資するメリット、デメリットは?
NISAのメリットとデメリットを以下にまとめてみましょう。
- メリット
- 売買益や配当金、分配金が非課税になる
- 株式や投資信託、リートなどに投資が可能
年間120万円を投資でき、5年間の非課税期間がある
- デメリット
- 損失が出てもNISA口座以外の口座と損益通算できない
メリット面は、 NISAの特徴そのままですね。
やはり売買益や配当金などが非課税になるのが最大のメリットです。
イギリスと違って5年という非課税期間がありますが、5年を超えた商品は、6年目の投資枠に引き継ぐか、特定口座に移管するかを選択できます。
6年目の投資枠に引き継げば、さらに5年間非課税の恩恵を受けることができます。
いずれにしても、超低金利が続いていて当面は金利が上がることは考えにくい現状を考えると、銀行の預金に大切なお金を預けても、ほとんど利息がつきません。
物価の上昇や増税の可能性などを考えると、銀行預金は損な選択だと思います(元本保証だけでは、実質お金の価値が下がっていく)。
このような背景より、投資信託などに投資をするなら、非課税枠がある NISAを活用しない手はありません。
NISAで投資信託を積み立てた。2年間の運用成績は?
約2年間NISA口座で投資信託を積み立てたので、参考までにその運用成績をご紹介したいと思います。
積み立て期間: 2018年12月〜2020年11月
積立金額/商品:
2018年12月〜 :2万円 / <購入/換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
2020年4月〜 : 2万円 / eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
積み立ての詳細は上記の通りで、現在は2つの投資信託を2万円ずつ積み立てています。
そして、気になる運用成績については、下のグラフをご覧ください。
青色の棒グラフが投資額で、赤い折れ線が評価額です。
2020年3月のコロナショックのときは、株価が大きく下げたため4万円近い含み損になりましたが、4月から積立額を増額したことと11月以降の株価上昇によって、現在は8万円ほどの含み益があります。
たった2年の運用で、かつコロナショックのような暴落を経た割には良い成績ではないでしょうか。
黄色の折れ線グラフは、米国のS&P500指数を表しています。
2020年の3月や10月などS&P500が下げた局面でも、積み立てを継続したため、平均単価を下げられ、11月の上昇局面でより大きな利益につながったと考えられます。
まとめ
- NISA口座は、売買益や配当、分配金が非課税
- 年間120万円、5年間の非課税期間がある
- 投資信託のほか、株式やリートなどにも投資できる
- 自分の好きな時期に追加で購入することもできる
いかがでしたか?
今回は、 NISAについてご紹介しました。
基本部分だけのご紹介なので、まだまだわからない点はあるかと思います。
でも、私の2年間の運用成績をご覧になって、資産がどのように増えるか、株価が下落したときや上昇したときはどのように推移するのか、多少はイメージしていただけたのではないかと思います。
もし、これから投資を初めてみようと思われているなら、まずはネット証券などでNISA口座を作り、 NISA口座で投資をされるのが良いと思います。
また、ご自分の投資可能額や投資の仕方によっては、つみたて NISAが適している場合もあると思いますので、両者を比較して検討されることをお勧めします。
本日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました!!
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