こんにちは、投資経験25年のサラリーマン投資家&FP2級技能士、みつぞうです。
今日は、先日ご紹介したお宝銘柄 前半に続いて、お宝銘柄 後半の10銘柄について、その後の運用成績(2021年11月12日現在)をご紹介します。
この記事はこんな人におススメです。
- みつぞうのお宝銘柄のその後が気になる
- 投資先の高配当株銘柄を探している
簡潔に見やすく書いていますので、忙しい方でもお気軽にご覧ください。
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お宝指定20銘柄のうち、後半10銘柄の運用成績
お宝銘柄の認定条件
お宝銘柄の認定条件は次のとおりです。
お宝指定した後半10銘柄の2021年10月時点の運用成績
お宝指定銘柄の後半10銘柄は次のとおりです。
なお、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)と東京海上ホールディングス(8766)は、2021年11月12日時点で第2四半期の決算が発表されていませんので、第1四半期時点での業績予想を記載しています。
2021年11月16日追記:三菱UFJフィナンシャル・グループの第2四半期決算を反映。また11/15の株価を反映しました。
2021年11月19日追記:東京海上ホールディングスの第2四半期決算を反映。また11/19の株価を反映しました。
銘柄ごとに詳しく見ていきましょう。
なお、業績を表す「利益」は、親会社利益(親会社株主に帰属する当期純利益)を記載しています。
8306 三菱UFJフィナンシャル・グループ [銀行業]
年月日 | 投資 株数 | 平均取 得単価 | 買付時配 当利回り | 予想1株 配当額 | 予想 配当額 | 評価損益 | 評価 損益率 | 株価 | 配当 利回り |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2021.3.26 | 310 | ¥469 | 5.33% | ¥25 | ¥7750 | ¥49,941 | 34.35% | ¥630.1 | 3.97% |
2021.5.30 | 310 | ¥469 | 5.33% | ¥27 | ¥7750 | ¥46,810 | 32.2% | ¥620 | 4.35% |
2021.11.15 | 335 | ¥479 | 5.85% | ¥28 | ¥9380 | ¥55,677 | 34.70% | ¥645.2 | 4.34% |
8306 三菱UFJフィナンシャル・グループ
過去10年の売上高は右肩上がり、年間配当金は11期連続減配なしを継続しています。
2021年3月期決算は、親会社利益47%増益、年間配当金は25円維持でした。
2022年3月期の予想(2021年8月2日 第1四半期決算)は、親会社利益目標8500億円(9.3%増益相当)、配当金は2円(8%)増配の27円(前回予想から変更なし)です。
2021年11月16日追記:
2022年3月期の予想(2021年11月15日 第2四半期決算)は23.5%増益、配当金は3円(12%)増配の28円です。前回の予想から1円増額しました。
運用成績は、年間予想配当額9045円、含み益54,806円、年平均利回りは15.76%でした。
8316 三井住友フィナンシャルグループ [銀行業]
年月日 | 投資 株数 | 平均取 得単価 | 買付時配 当利回り | 予想1株 配当額 | 予想 配当額 | 評価損益 | 評価 損益率 | 株価 | 配当 利回り |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2021.3.26 | 100 | ¥3130 | 6.07% | ¥190 | ¥19,000 | ¥108,500 | 34.66% | ¥4215 | 4.51% |
2021.5.31 | 100 | ¥3130 | 6.39% | ¥200 | ¥20,000 | ¥82,100 | 26.23% | ¥3951 | 5.06% |
2021.11.12 | 100 | ¥3130 | 6.71% | ¥210 | ¥21,000 | ¥73,400 | 23.47% | ¥3864 | 5.43% |
8316 三井住友フィナンシャルグループ
過去10年の売上高は右肩上がり、年間配当金は11期連続減配なしを継続しています。
2021年3月期決算は、親会社利益27%減益、年間配当金190円維持でした。
2022年3月期の予想(2021年11月12日 第2四半期決算)は30.7%増益、配当金は20円(10.5%)増配の210円です。前回の予想から10円増額しました。
運用成績は、年間予想配当額21,000円、含み益73,400円、年平均利回りは10.82%でした。
8439 東京センチュリー [その他金融業]
年月日 | 投資 株数 | 平均取 得単価 | 買付時配 当利回り | 予想1株 配当額 | 予想 配当額 | 評価損益 | 評価 損益率 | 株価 | 配当 利回り |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2021.1.8 | 15 | ¥3341 | 4.07% | ¥136 | ¥2040 | ¥78,735 | 144.83% | ¥8590 | 1.58% |
2021.3.26 | 15 | ¥3341 | 4.13% | ¥138 | ¥2070 | ¥63,735 | 127.18% | ¥7590 | 1.79% |
2021.5.31 | 15 | ¥3341 | 4.28% | ¥143 | ¥2145 | ¥46,485 | 92.76% | ¥6440 | 2.22% |
2021.11.12 | 17 | ¥3640 | 3.93% | ¥143 | ¥2431 | ¥46,410 | 75.00% | ¥6370 | 2.24% |
8439 東京センチュリー
伊藤忠系のリース大手。過去12年の売上高と経常利益が右肩上がりで、配当金は17期連続増配中。
2021年3月期決算は、親会社利益12.7%減益、年間配当金は2円増配の138円でした。
2022年3月期の予想(2021年11月8日 第2四半期決算)は22%増益、配当金は5円(3.6%)増配の143円(1Q予想から変更なし)です。
株価が下落したため、評価損益率は75.00%に下がりましたが、依然としてと高水準を維持しています。
運用成績は、年間予想配当額2431円、含み益46,410円、年平均利回りは75.0%でした。
お宝銘柄の認定条件は満たしていませんが、コロナショック時の底値近辺で買えたため大きな評価益が出ていること、連続増配銘柄であること、買い付け時配当利回りも4%超であることから、例外的にお宝銘柄としています。
8593 三菱HCキャピタル [その他金融業]
年月日 | 投資 株数 | 平均取 得単価 | 買付時配 当利回り | 予想1株 配当額 | 予想 配当額 | 評価損益 | 評価 損益率 | 株価 | 配当 利回り |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2021.3.26 | 440 | ¥530 | 4.81% | ¥25.5 | ¥11,220 | ¥67,760 | 29.06% | ¥684 | 3.73% |
2021.5.31 | 440 | ¥530 | 4.91% | ¥26.0 | ¥11,440 | ¥35,200 | 15.09% | ¥610 | 4.26% |
2021.11.12 | 450 | ¥532 | 4.89% | ¥26.0 | ¥11,700 | ¥18,900 | 7.89% | ¥574 | 4.53% |
8593 三菱HCキャピタル
2021年に日立キャピタルと経営統合。年間配当金は22期連続増配中(29期連続減配なし)。
2021年3月期決算は、親会社利益21.8%減益、年間配当金が0.5円増配の25.5円でした。
2022年3月期の予想(2021年11月12日 第2四半期決算)は71.3%増益、配当金は0.5円(1.96%)増配の26円(1Q予想から変更なし)です。
運用成績は、年間予想配当額11,700円、含み益18,900円、年平均利回りは3.64%でした。
8750 第一生命ホールディングス [保険業]
年月日 | 投資 株数 | 平均取 得単価 | 買付時配 当利回り | 予想1株 配当額 | 予想 配当額 | 評価損益 | 評価 損益率 | 株価 | 配当 利回り |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2021.1.8 | 100 | ¥1307 | 4.74% | ¥62 | ¥6200 | ¥46,400 | 18.74% | ¥1771 | 3.50% |
2021.3.26 | 100 | ¥1307 | 4.74% | ¥62 | ¥6200 | ¥66,900 | 51.19% | ¥1976 | 3.14% |
2021.5.31 | 100 | ¥1307 | 5.89% | ¥77 | ¥7700 | ¥92,600 | 70.85% | ¥2233 | 3.45% |
2021.11.12 | 110 | ¥1372 | 5.83% | ¥80 | ¥8800 | ¥115,720 | 76.68% | ¥2424 | 3.30% |
8750 第一生命ホールディングス
過去12年の売上高と経常利益が右肩上がりで、配当金も増加傾向(12期連続減配なし)。
2021年3月期決算は、経常利益153%増益、年間配当金は62円維持でした。
2022年3月期の予想(2021年11月12日 第2四半期決算)は経常利益4.1%の減益、配当金は18円(29%)増配の80円です。 前回の予想から3円増額しました。
運用成績は、年間予想配当額8800円、含み益115,720円、年平均利回りは36.8%でした。
8766 東京海上ホールディングス [保険業]
年月日 | 投資 株数 | 平均取 得単価 | 買付時配 当利回り | 予想1株 配当額 | 予想 配当額 | 評価損益 | 評価 損益率 | 株価 | 配当 利回り |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2021.1.8 | 84 | ¥5025 | 4.68% | ¥235 | ¥16,800 | ¥40,152 | 9.51% | ¥5503 | 4.27% |
2021.3.26 | 84 | ¥5025 | 4.68% | ¥235 | ¥19,740 | ¥38,220 | 9.05% | ¥5480 | 4.29% |
2021.5.31 | 85 | ¥5028 | 4.28% | ¥215 | ¥18,275 | ¥12,835 | 3.00% | ¥5179 | 4.15% |
2021.11.19 | 91 | ¥5032 | 4.87% | ¥245 | ¥22,295 | ¥79,898 | 17.45% | ¥5910 | 4.15% |
8766 東京海上ホールディングス
首位級のメガ損保。過去12年の売上高と経常利益が右肩上がりで、配当金も増加傾向です。
2021年3月期決算は、親会社利益37.7%減益、年間配当金が10円増配の235円でした。
2022年3月期の予想(2021年8月6日 第1四半期決算)は94.7%の増益、配当金は20円減配の215円です(普通配 +15円、一時配 -35円。1Q予想から変更なし)。
2021年11月19日追記:
2022年3月期の予想(2021年11月19日 第2四半期決算)は113.2%増益、配当金は10円(4.2%)増配の245円です。前回の予想から30円増額しました。
運用成績は、年間予想配当額22,295円、含み益79,898円、年平均利回りは8.05%でした。
株価の上昇により評価損益率が好転しました。
8892 日本エスコン [不動産業]
年月日 | 投資 株数 | 平均取 得単価 | 買付時配 当利回り | 予想1株 配当額 | 予想 配当額 | 評価損益 | 評価 損益率 | 株価 | 配当 利回り |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2021.1.8 | 170 | ¥717 | 5.30% | ¥38 | ¥6460 | ¥14,960 | 13.80% | ¥805 | 4.72% |
2021.3.26 | 210 | ¥731 | 5.20% | ¥38 | ¥7980 | ¥14,070 | 9.17% | ¥798 | 4.76% |
2021.5.31 | 210 | ¥731 | 5.20% | ¥38 | ¥7980 | ¥7140 | 4.65% | ¥765 | 4.97% |
2021.11.12 | 265 | ¥742 | 5.12% | ¥38 | ¥10,070 | ¥24,910 | 12.67% | ¥836 | 4.55% |
8892 日本エスコン
9502 中部電力の連結子会社。過去10年の営業利益が右肩上がりで、配当金は8期連続増配中。累進的配当政策の維持を発表(2021.2.24)。
2020年12月期決算は、親会社利益6%減益、年間配当金が2円増配の38円でした。
2021年12月期の予想(2021年10月26日 第3四半期決算)は19%減益、配当金は38円維持です。
評価損益率は、減益予想で株価が下落して4.65%に下がりましたが、株価が持ち直すにつれて12.67%まで回復しました。
ただ、これまでの四半期の経常利益が、1Q:△90.1%、2Q:△80.8%、3Q:△61.7%となっており、減益幅を縮めながらも減益が続いていることを考えると、減配も覚悟せざるを得ないと考えています。
運用成績は、年間予想配当額10,070円、含み益24,910円、年平均利回りは7.24%でした。
9432 日本電信電話 [情報・通信]
年月日 | 投資 株数 | 平均取 得単価 | 買付時配 当利回り | 予想1株 配当額 | 予想 配当額 | 評価損益 | 評価 損益率 | 株価 | 配当 利回り |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2021.1.8 | 137 | ¥2413 | 4.14% | ¥100 | ¥13,700 | ¥55,280 | 9.63% | ¥2816.5 | 3.55% |
2021.3.26 | 137 | ¥2413 | 4.37% | ¥105 | ¥14,385 | ¥79,392 | 24.02% | ¥2993 | 3.51% |
2021.5.31 | 137 | ¥2413 | 4.56% | ¥110 | ¥15,070 | ¥71,035 | 21.49% | ¥2931.5 | 3.75% |
2021.11.12 | 137 | ¥2413 | 4.56% | ¥110 | ¥15,070 | ¥120,423 | 36.43% | ¥3292 | 3.34% |
9432 日本電信電話
過去12年の売上高と経常利益が右肩上がりで、配当金は12期連続増配中。
2021年3月期決算は、親会社利益7.1%増益、年間配当金は10円増配の105円でした。
2022年3月期の予想(2021年11月10日 第2四半期決算)は18.4%増益、配当金は5円(4.7%)増配の110円(1Q予想から変更なし)です。
運用成績は、年間予想配当額15,070円、含み益120,423円、年平均利回りは16.8%でした。
9433 KDDI [情報・通信]
年月日 | 投資 株数 | 平均取 得単価 | 買付時配 当利回り | 予想1株 配当額 | 予想 配当額 | 評価損益 | 評価 損益率 | 株価 | 配当 利回り |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2021.1.8 | 143 | ¥2974 | 4.03% | ¥120 | ¥17,160 | ¥32,890 | 3.09% | ¥3204 | 3.75% |
2021.3.26 | 143 | ¥2974 | 4.03% | ¥120 | ¥17,160 | ¥91,949 | 21.62% | ¥3617 | 3.32% |
2021.5.31 | 143 | ¥2974 | 4.20% | ¥125 | ¥17,875 | ¥106,249 | 24.98% | ¥3717 | 3.36% |
2011.11.12 | 143 | ¥2974 | 4.20% | ¥125 | ¥17,875 | ¥66,781 | 15.70% | ¥3441 | 3.63% |
9433 KDDI
過去12年の売上高と経常利益が右肩上がりで、配当金は19期連続増配中。
2021年3月期決算は、親会社利益1.8%増益、年間配当金は5円増配の120円でした。
2022年3月期の予想(2021年10月29日 第2四半期決算)は0.5%増益、配当金は5円(4.2%)増配の125円(1Q予想から変更なし)です。
運用成績は、年間予想配当額17,875円、含み益66,781円、年平均利回りは7.25%でした。
9436 沖縄セルラー電話 [情報・通信]
年月日 | 投資 株数 | 平均取 得単価 | 買付時配 当利回り | 予想1株 配当額 | 予想 配当額 | 評価損益 | 評価 損益率 | 株価 | 配当 利回り |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2021.1.8 | 37 | ¥3811 | 4.04% | ¥154 | ¥5698 | ¥33,818 | 16.76% | ¥4725 | 3.26% |
2021.3.26 | 37 | ¥3811 | 4.04% | ¥162 | ¥5698 | ¥55,833 | 39.60% | ¥5320 | 2.89% |
2021.5.31 | 46 | ¥4041 | 4.06% | ¥164 | ¥7544 | ¥44,114 | 23.73% | ¥5000 | 3.28% |
2021.11.12 | 54 | ¥4200 | 3.90% | ¥164 | ¥8856 | ¥48,060 | 21.19% | ¥5090 | 3.22% |
9436 沖縄セルラー電話
過去12年の売上高と経常利益が右肩上がりで、配当金は19期連続増配中。
2021年3月期決算は、親会社利益6.6%増益、年間配当金は17円増配の162円です。
2022年3月期の予想(2021年10月22日 第2四半期決算)は、親会社利益は非開示*(2Qは20.9%増益)、配当金は2円(1.2%)増配の164円(1Q予想から変更なし)です。
* 会計基準を変更したため
運用成績は、年間予想配当額8856円、含み益48,060円、年平均利回りは9.78%でした。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、私の高配当株ポートフォリオからお宝指定した20銘柄のうち、後半10銘柄の業績と運用成績をご紹介しました。
後半の10銘柄のうち、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)と東京海上ホールディングス(8766)は2021年11月12日時点で第2四半期決算の発表を行っていません。
それぞれ次の日程で発表される予定ですので、発表されたら本記事を更新したいと思います。
11/15 三菱UFJフィナンシャル・グループ→ 第2四半期決算を反映済み(2021年11月16日)11/19 東京海上ホールディングス→ 第2四半期決算を反映済み(2021年11月19日)
高配当株投資は長期投資です。そのため買い付けるタイミングが重要です。
紹介した銘柄は、2020年のコロナショック以降、安い時に少しずつ買い付けてきたために、現在では含み益が出ていますが、これから買って利益が出るとは限りません。
普段から候補銘柄をチェックしておき、株式市場全体が大きく下げる局面など、株価が割安になったときに買い付けるのがおすすめです。
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本日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました!!
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