【じぶん年金】高配当株のお宝銘柄(後半)の運用成績［2024年8月］

　

こんにちは、投資経験25年のサラリーマン投資家&FP2級技能士、みつぞうです。

　

　

2025年3月期 第１四半期の決算発表が出そろいましたので、先にご紹介したお宝銘柄 前半に続きお宝銘柄 後半の10銘柄について、最近の運用成績（2024年8月16日現在）をご紹介します。

　

　

この記事はこんな人におススメです。

　

　　

　

簡潔に見やすく書いていますので、忙しい方でもお気軽にご覧ください。

※この記事はアフィリエイト広告を利用しています。

　

　

　

お宝指定 後半10銘柄の運用成績［2024年8月］

株価は日々変動していますので、数値は2024年8月16日の最新のデータで記載しています。

　

お宝銘柄の認定条件

　

お宝銘柄の認定条件は次のとおりです。

　

　　

　

お宝指定 後半10銘柄の業績と運用成績（2024年8月16日時点）

　

お宝指定銘柄の後半10銘柄は次のとおりです。

　

　

銘柄ごとに詳しく見ていきましょう。

なお、業績を表す「利益」は、親会社利益（親会社株主に帰属する当期純利益）を記載しています。

　

　

7389　あいちフィナンシャルグループ　[銀行業]

　

2025年3月期の予想（2024年8月14日、第１四半期決算）は 87.9%減益、配当金は100円維持（前期決算時点の予想から変更なし）です。

2025年1月に愛知銀行と中京銀行の統合を予定しており、統合費用110億円を計上するため大幅な減益予想となっています。

第１四半期の利益は10.7%増益、1Q時点の進捗率は500％でした。

　

株価は、2024年4月上旬にピークを付けたあと下落トレンドに入りました。8月5日を底に短期的な反発局面にあります。

2024年のここまでの上昇率は11.3%でした。

　

運用成績は、年間予想配当額35,000円、含み益441,875円、年平均利回りは34.21%でした。

評価損益率は96.93%、ダブルバガー解消となっています。

　

　

7995　バルカー　[化学]

　

過去14年の売上高と経常利益が右肩上がりで、配当金も増加傾向（2020年まで10期連続減配なし）。

2025年3月期の予想（2024年7月30日、第１四半期決算）は1.9％増益、配当金は150円を維持（前期決算時点の予想から変更なし）です。

第１四半期の業績は5.9%減益。1Q時点の進捗率は25.9%と順調です。

　

2024年3月中旬にピークを付けた株価は下降トレンドに入りました。8月5日に底を打ったあと、自律反発局面にあります。

2024年のここまでの下落率は14.3%でした。

　

運用成績は、年間予想配当額22,050円、含み益180,858円、年平均利回り15.52%でした。

評価損益率は53.04%、ダブルバガー解消となっています。

　

　

8306　三菱UFJフィナンシャル・グループ　[銀行業]

　

過去13年の売上高は右肩上がり、年間配当金は15期連続減配なしを継続しています。

2025年3月期の予想（2024年8月1日、第１四半期決算）は0.6％増益、配当金は9円(21.9%)増配の50円（前期決算時点の予想から変更なし）です。

第１四半期の業績は0.4%減益、1Q時点の進捗率は37.0%と好調でした。

また、2024年5月15日に発表した自社株買い（8000万株、発行済み株式の0.68%、1000億円を上限）は、2024年6月21日までに6266万株（約1000億円）を取得して終了しました。

　

2024年7月上旬にピークを付けた株価は下落に転じ、8月5日の暴落後は急反発しています。

2024年のここまでの上昇率は28.1%に達しています。

　

運用成績は、年間予想配当額19,850円、含み益392,120円、年平均利回りは35.54%でした。

評価損益率は174.73%、ダブルバガーとなっています。

　

　

　

　

8316　三井住友フィナンシャルグループ　[銀行業]

　

過去15年の売上高は右肩上がり、年間配当金は15期連続減配なしを継続しています。

2025年3月期の予想（2024年8月2日、第１四半期決算）は10.1%増益、配当金は60円(22.2%)増配の330円（前期決算時点の予想から変更なし）です。

また、2025年5月15日に発表した自社株買い（1500万株、発行済み株式の1.1%、1000億円を上限）は、2024年7月31日までに956万株（約1000億円）を取得、消却して終了しました。

第１四半期の業績は49.7%増益、1Q時点の進捗率は35.0%と好調です。

　

株価は、2024年7月初めにピークを付けたあと8月に入って暴落しました。8月5日に底を打った後は急反発しています。

2024年のここまでの上昇率は48.1%に達しています。

　

運用成績は、年間予想配当額33,660円、含み益709,206円、年平均利回りは43.62%でした。

評価損益率は214.47%、トリプルバガーとなっています。

　

　

　

　

　

8593　三菱HCキャピタル　[その他金融業]

　

2021年に日立キャピタルと経営統合。年間配当金は25期連続増配中（32期連続減配なし）。

2025年3月期の予想（2024年8月9日、第１四半期決算）は9.0%増益、配当金は3円(8.1%)増配の40円（前期決算時点の予想から変更なし）です。

第１四半期の業績は11.6%増益。1Q時点の進捗率は29.0%でした。

　

2024年7月にピークを付けた株価は8月に入って急落しましたが、8月5日に底を打った後は急反発し、急落前の水準に戻ってきています。

2024年のここまでの上昇率は11.6%でした。

　

運用成績は、年間予想配当額25,600円、含み益304,640円、年平均利回りは16.66%でした。

　

　

8725　MS&ADインシュアランスグループHD　[保険業]

　

過去16年の売上高が右肩上がりで、配当金も増加傾向（11期連続増配、15期連続減配なし）。

2025年3月期の予想（2024年8月9日、第１四半期決算）は65.5％増益、配当金は55円(61.1%)増配の145円（前期決算時点の予想から変更なし）です。

2024年5月20日に発表した自社株買い（1.3億株、発行済み株式の8.2%、1900億円を上限）は、2024年7月31日時点では購入なしでした。

また、2024年4月1日付で１：３の株式分割を実施しました。

第１四半期の業績は83.0%増益。1Q時点の進捗率は33.5%でした。

　

2024年7月初めにピークを付けた株価は、その後急激に下落しました。8月5日に底を打った後は急反発しています。

2024年のここまでの上昇率は21.9%に達しています。

　

運用成績は、年間予想配当額47,415円、含み益707,847円、年平均利回りは36.82%でした。

評価損益率は177.97%、ダブルバガーとなっています。

　

　

8766　東京海上ホールディングス　[保険業]

　

首位級のメガ損保。過去15年の売上高と経常利益が右肩上がりで、配当金も増加傾向（普通配は12期連続増配、21期連続減配なし）です。

2025年3月期の予想（2024年8月6日、第１四半期決算）は25.0％増益、配当金は36円(29.2%)増配の159円（前期決算時点の予想から変更なし）です。

2024年5月20日に発表した自社株買い（6000万株、発行済み株式の3.0%、1000億円を上限）は、2024年7月31日時点では購入なしでした。

第１四半期の業績は54.2%増益。1Q時点の進捗率は22.6%でした。

　

長期的に上昇トレンドにあった株価は、2024年7月上旬にピークを付けたあと急激に下落しました。8月5日に底を打ったあとは自律反発の局面にあります。

2024年のここまでの上昇率は実に58.1%に達しています。

　

運用成績は、年間予想配当額46,269円、含み益1,111,911円、年平均利回りは44.18%でした。

評価損益率は217.23%、トリプルバガーになりました。

　

　

　

　

9432　日本電信電話　[情報・通信]

　

過去15年の売上高と経常利益が右肩上がりで、配当金は13期連続増配中（24期連続減配なし）。

2025年3月期の予想（2024年8月7日、第１四半期決算）は14.0％減益、配当金は0.1円(1.9%)増配の5.2円（前期決算時点の予想から変更なし）です。

2025年3月31日までに14億株（発行済み株式の1.66%）、2000億円を上限とする自社株買いを発表（2024年8月7日）しました。

第１四半期の業績は27.0%減益。1Q時点の進捗率は24.9%でした。

　

長期上昇トレンドにあった株価は2024年1月中旬にピークを付け、下落トレンドに入りました。6月下旬にいったん底を打ったかに見えましたが8月に急落し8月5日に再び底をつけました。

2024年のここまでの下落率は12.3%でした。

　

運用成績は、年間予想配当額18,512円、含み益181,356円、年平均利回りは10.36%でした。

　

　

　

　

9433　KDDI　[情報・通信]

　

過去15年の売上高と経常利益が右肩上がりで、配当金は22期連続増配中（29期連続減配なし）。

2025年3月期の予想（2024年8月2日、第１四半期決算）は8.2%増益、配当金は5円(3.5%)増配の145円（前期決算時点の予想から変更なし）です。

また、2024年5月10日に発表した自社株買い（8700万株、発行済み株式の4.18%、3000億円を上限）は、2024年7月31日までに5628万株（約2232億円）を取得しました。

第１四半期の業績は0.0%（前期1Qと同等）。1Q時点の進捗率は25.6%と順調です。

　

2024年1月にピークを付けた株価は、その後調整しましたが6月に底に反発局面にあります。8月の暴落時も6月の下値を更新せずに切り返しています。

2024年のここまでの上昇率は3.8%でした。

　

運用成績は、年間予想配当額21,025円、含み益241,964円、年平均利回りは11.36%でした。

　

　

9436　沖縄セルラー電話　[情報・通信]

　

過去15年の売上高と経常利益が右肩上がりで、配当金は22期連続増配中（25期連続減配なし）。

2025年3月期の予想（2024年8月1日、第１四半期決算）は 1.0％増益、配当金は10円(9.09%)増配の120円（前期決算時点の予想から変更なし）です。

2024年5月8日に発表した自社株買い（140万株、発行済み株式の2.9%、40億円を上限）は、2024年7月31日までに40.9万株（約16億円）を取得しました。

第１四半期の業績は10.2%減益。1Q時点の進捗率は24.3%でした。

　

長期的に上昇トレンドにあった株価は、2024年7月下旬にピークを付けたあと8月の暴落にあいましたが、8月5日を底に反発し、7月高値から8月5日底値までの67.8%まで戻しました。

2024年のここまでの上昇率は22.6%に達しています。

　

運用成績は、年間予想配当額19,440円、含み益305,370円、年平均利回りは16.93%でした。

　

　

まとめ

　

いかがでしたか？

今回は、私の高配当株ポートフォリオからお宝指定した20銘柄の後半10銘柄について、2024年8月決算シーズンにおける業績と運用成績をご紹介しました。

　

日銀は8月の金融政策決定会合で0.25%への利上げを実施しまし、さらなる利上げにも含みを持たせました。
市場は日銀の政策転換と米国経済の景気後退懸念を受けて、2024年8月5日の日経平均は4451円安（-12.4%）と大暴落しました。
米市場では9月のの利下げ幅（0.25% または 0.5%）が焦点となっています。

イランでハマスの最高幹部が暗殺されたのを受け、イランがイスラエルに報復する可能性が取りざたされています。

　

　

筆者は株式投資をするのに1株単位で購入できる証券会社を利用しています。

1株から購入することは次のようなメリットがあると思います。

　

2023年末でSBIネオモバイル証券がSBI証券に統合された後は、SBI証券のS株を利用しています。

他にも1株単位で購入できる証券会社がありますので、自分に合った証券会社を探してみるとよいと思います。

　

　

---

　

前半のお宝銘柄はこちら

　

前回（2024年3月）のお宝銘柄 前半はこちら

前回（2024年3月）のお宝銘柄 後半はこちら

　

---

　

　

本日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました！！

　

　

　

---

　

次の記事も投資について役立つので、参考にしてみてください。

　

高配当株のじぶん年金について詳しくはこちら

　

【節税】株式の配当収入がある人は、確定申告をしないと損しているかも！？

　

【高配当株】損してませんか？専業主婦なら配当金の税金を取り戻せる！！ | 確定申告のススメ

　

#じぶん年金　#お宝銘柄　#運用成績　#株式　#不労所得

　

---