【じぶん年金】高配当株のお宝銘柄(前半)の運用成績［2022年5月］

　

こんにちは、投資経験25年のサラリーマン投資家&FP2級技能士、みつぞうです。

　

2022年2月に高配当株投資で成績の良かったお宝銘柄20銘柄を紹介しました。

【じぶん年金】高配当株のお宝銘柄〈前半〉を公開［2022年2月］

【じぶん年金】高配当株のお宝銘柄〈後半〉を公開［2022年2月］

　

決算発表が出そろいましたので、これらのお宝銘柄の前半10銘柄について、その後の運用成績（2022年5月20日現在）をご紹介します。

後半の10銘柄については、後日改めてご紹介する予定です。

　

　

この記事はこんな人におススメです。

　

　　

　

簡潔に見やすく書いていますので、忙しい方でもお気軽にご覧ください。

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お宝指定10銘柄の運用成績［2022年5月］

株価は日々変動していますので、数値は2022年5月20日の最新のデータで記載しています。

お宝銘柄の認定条件

　

お宝銘柄の認定条件は次のとおりです。

　

　　

　

お宝指定10銘柄の業績と運用成績（2022年5月20日時点）

　

今回ご紹介するお宝指定銘柄の業績は次のとおりです。

　

　

銘柄ごとに詳しく見ていきましょう。

なお、業績を表す「利益」は、親会社利益（親会社株主に帰属する当期純利益）を記載しています。

　

　

5334　日本特殊陶業　[ガラス・土石製品]

　

これまでお宝銘柄に指定していたヒノキヤグループ（1413）が、ヤマダHDの完全子会社化され2022年4月22日に上場廃止となりました。

そのため、ヒノキヤグループに代わって日本特殊陶業（5334）を新たなお宝銘柄に指定することにしました。

　　

　

年月日	投資 株数	平均取 得単価	買付時配 当利回り	予想1株 配当額	予想 配当額	評価損益	評価 損益率	株価	配当 利回り
2021.1.8	35	¥1493	3.35%	¥50	¥1750	¥13,965	26.72%	¥1892	2.64%
2021.3.26	35	¥1493	3.35%	¥50	¥1750	¥16,730	32.02%	¥1971	2.54%
2021.5.31	70	¥1592	4.65%	¥74	¥5180	¥9,240	8.29%	¥1724	4.29%
2021.11.5	100	¥1624	5.91%	¥96	¥9600	¥27,900	17.18%	¥1903	5.04%
2022.3.4	175	¥1775	5.75%	¥102	¥17,850	¥26,775	8.62%	¥1928	5.29%
2022.5.20	182	¥1789	7.71%	¥138	¥25,116	¥114,660	35.22%	¥2419	5.70%

　

過去13年の売上高が右肩上がりで、配当金も増加傾向（2020年度は減配があったものの2019年度まで11期連続減配なし）。

2022年3月期の本決算では56.9%増益、配当金は42円増配の102円（3Q予想から変更なし）でした。

また、2023年1月29日までに650万株（発行済株式の3.19%）を上限とする自社株買いを実施中です。

2023年3月期の予想は、16.4%増益、配当金は36円増配の138円です。

　

運用成績は、年間予想配当額25,116円、含み益114,660円、年平均利回りは16.25%でした。

　

　

5857　アサヒホールディングス　[非鉄金属]

　

　

年月日	投資 株数	平均取 得単価	買付時配 当利回り	予想1株 配当額	予想 配当額	評価損益	評価 損益率	株価	配当 利回り
2021.1.8	70	¥2814	5.69%	¥160	¥11,200	¥81,620	30.24%	¥3980	4.02%
2021.3.26	70	¥2814	6.04%	¥170	¥11,900	¥108,920	55.29%	¥4370	3.89%
2021.5.31	140	¥1407	6.40%	¥90	¥12,600	¥137,480	69.79%	¥2389	3.77%
2021.11.5	145	¥1432	6.28%	¥90	¥13,050	¥94,540	45.53%	¥2084	4.32%
2022.3.4	150	¥1454	6.19%	¥90	¥13,500	¥128,100	58.73%	¥2308	3.90%
2022.5.20	152	¥1466	6.14%	¥90	¥13,680	¥92,720	41.61%	¥2076	4.34%

　

2021年4月に1:2の株式分割を実施。過去12年の売上高と経常利益が右肩上がりで、配当金も増加傾向（12期連続減配なし）。

2022年3月期の本決算では、27.2％減益、配当金は5円(5.8%)増配の90円（前期決算時の予想から変更なし） です。

2023年3月期の予想は、14.6%減益、配当金は90円です。

　

運用成績は、年間予想配当額13,680円、含み益92,720円、年平均利回りは19.97%でした。

　

　

7433　伯東　[卸売業]

　

　

年月日	投資 株数	平均取 得単価	買付時配 当利回り	予想1株 配当額	予想 配当額	評価損益	評価 損益率	株価	配当 利回り
2021.3.26	130	¥1088	5.51%	¥60	¥6474	¥33,020	23.35%	¥1342	4.47%
2021.5.31	130	¥1088	5.51%	¥60	¥7,800	¥61,750	43.66%	¥1563	3.84%
2021.11.5	130	¥1088	11.03%	¥120	¥15,600	¥155,740	110.11%	¥2286	5.25%
2022.3.4	142	¥1190	10.08%	¥120	¥17,040	¥173,950	102.94%	¥2415	4.97%
2022.5.20	144	¥1204	13.29%	¥160	¥23,040	¥241,344	139.20%	¥2880	5.56%

　

過去13年の売上高は右肩上がりで、配当金も増加傾向（12期連続で減配なし）。

2022年3月期の本決算では、62.2％増益、配当金は100円(167%)の増配の160円（3Q予想から40円増)でした。

また、2023年4月30日までに80万株（発行済株式の4.05%）を上限とする自社株買いを実施中です。

半導体や電子機器の需給ひっ迫・需要増に伴う販売増、為替影響などにより業績好調。年初にピークを付けた株価は、好業績、増配、自社株買いを受けて最高値圏で推移しています。

2023年3月期の予想は、0.6%増益、配当金は160円です。

　

運用成績は、年間予想配当額23,040円、含み益241,344円、年平均利回りは59.66%でした。

　

　

　

　

8001　伊藤忠商事　[卸売業]

　

　

年月日	投資 株数	平均取 得単価	買付時配 当利回り	予想1株 配当額	予想 配当額	評価損益	評価 損益率	株価	配当 利回り
2021.1.8	80	¥2225	3.96%	¥88	¥7040	¥69,280	33.21%	¥3091	2.85%
2021.3.26	80	¥2225	3.96%	¥88	¥7040	¥106,640	59.91%	¥3558	2.47%
2021.5.31	82	¥2251	4.18%	¥94	¥7708	¥81,836	44.34%	¥3249	2.89%
2021.11.5	84	¥2274	4.84%	¥110	¥9240	¥83,328	43.62%	¥3266	3.37%
2022.3.4	100	¥2499	4.40%	¥110	¥11,000	¥138,400	55.38%	¥3883	2.83%
2022.5.20	100	¥2499	5.20%	¥130	¥13,000	¥113,600	45.46%	¥3635	3.58%

　

総合商社の時価総額2位。過去13年の売上高と経常利益が右肩上がりで、配当金も増加傾向（9期連続減配なし）。

2022年3月期の本決算では、104％の増益、配当金は22円増配の110円（1Q予想から16円増)です。

また、2023年3月24日までに約1576万株（発行済株式の約0.4%）、約600億円の自社株買いを実施済み。

2022年3月以降大きく調整した株価は、2022年5月の決算発表を底に徐々に戻り基調にあります。

2023年3月期の予想は、14.7%減益、配当金は20円増配の130円です。

　

運用成績は、年間予想配当額13,000円、含み益113,600円、年平均利回りは17.05%でした。

　

　

8031　三井物産　[卸売業]

　

　

年月日	投資 株数	平均取 得単価	買付時配 当利回り	予想1株 配当額	予想 配当額	評価損益	評価 損益率	株価	配当 利回り
2021.3.26	80	¥1637	4.89%	¥85	¥6,400	¥59,560	45.48%	¥2381.5	3.57%
2021.5.31	80	¥1637	5.50%	¥90	¥7,200	¥62,160	47.46%	¥2414	3.73%
2021.11.5	90	¥1701	5.58%	¥95	¥8,550	¥73,620	48.09%	¥2519	3.77%
2022.3.4	100	¥1823	5.76%	¥105	¥10,500	¥116,600	63.96%	¥2989	3.51%
2022.5.20	100	¥1823	6.58%	¥120	¥12,000	¥130,100	71.37%	¥3124	3.84%

　

2013年と2017年の減配を除けば、配当は増加傾向。資源・インフラに強いものの、それらの好不調が業績の明暗を左右します。

2022年3月期の本決算では、172.7％の増益、配当金は20円増配の105円 （3Q予想から10円増) です。

また、2022年9月22日までに5000万株（発行済株式の3.1%）を上限とする自社株買いを実施中です。

3月末と5月上旬にピークを付けた株価は、やや弱含みの展開となっています。

2023年3月期の予想は、12.5%減益、配当金は15円増配の120円です。

　

運用成績は、年間予想配当額12,000円、含み益130,100円、年平均利回りは26.76%でした。

　

　

8058　三菱商事　[卸売業]

　

　

年月日	投資 株数	平均取 得単価	買付時配 当利回り	予想1株 配当額	予想 配当額	評価損益	評価 損益率	株価	配当 利回り
2021.3.26	103	¥2442	5.29%	¥134	¥13,802	¥81,885	32.56%	¥3237	4.14%
2021.5.31	103	¥2442	5.49%	¥134	¥13,802	¥55,826	22.19%	¥2984	4.49%
2021.11.5	107	¥2469	5.75%	¥142	¥15,194	¥113,527	42.97%	¥3530	4.02%
2022.3.4	107	¥2469	5.75%	¥142	¥15,194	¥167,883	63.55%	¥4038	3.52%
2022.5.20	107	¥2469	6.08%	¥150	¥16,050	¥201,909	76.43%	¥4356	3.44%

　

総合商社の時価総額1位。 2013年と2016年の減配を除けば、配当は増加傾向。資源・機械・食品・化学等事業基盤が厚いです。

2022年3月期の本決算では、443.3％の増益、配当金は 16円増配の150円（3Q予想から8円増)です。

また、2022年9月11日までに2300万株（発行済株式の1.5%）を上限とする自社株買いを実施中です。

株価は、2022年3月末にピークを付けてからは下落基調にあります。

2023年3月期の予想は、9.3%減益、配当金は150円です。

　

運用成績は、年間予想配当額16,050円、含み益201,909円、年平均利回りは28.66%でした。

　

　

　

　

8133　伊藤忠エネクス　[卸売業]

　

　

年月日	投資 株数	平均取 得単価	買付時配 当利回り	予想1株 配当額	予想 配当額	評価損益	評価 損益率	株価	配当 利回り
2021.1.8	145	¥858	5.13%	¥44	¥6380	¥32,770	18.29%	¥1084	4.06%
2021.3.26	145	¥858	5.82%	¥50	¥6380	¥43,935	35.31%	¥1161	4.31%
2021.5.31	150	¥864	5.32%	¥46	¥6900	¥21,150	16.32%	¥1005	4.58%
2021.11.5	175	¥888	5.18%	¥46	¥8050	¥21,000	13.51%	¥1008	4.56%
2022.3.4	180	¥892	5.16%	¥46	¥8280	¥28,620	17.83%	¥1051	4.38%
2022.5.20	187	¥898	5.35%	¥48	¥8976	¥22,066	13.14%	¥1016	4.72%

　

過去12年の営業利益が右肩上がりで、配当金も増加傾向。

2022年3月期の本決算では、8.4%増益、配当金は2円減配の48円（前期は記念配当が6円ある。普通配当は4円増配）です。

株価は2021年11月末から上昇してきましたが、GW休暇明けから調整に入りました。

2023年3月期の予想は、1.5%減益、配当金は48円です。

　

運用成績は、年間予想配当額8976円、含み益22,066円、年平均利回りは5.44%でした。

　

　

8424　芙蓉総合リース　[その他金融業]

　

　

年月日	投資 株数	平均取 得単価	買付時配 当利回り	予想1株 配当額	予想 配当額	評価損益	評価 損益率	株価	配当 利回り
2021.3.26	25	¥5440	4.04%	¥240	¥5500	¥62,500	45.96%	¥7040	2.77%
2021.5.31	28	¥5663	4.59%	¥260	¥7280	¥44,716	28.20%	¥7260	3.58%
2021.11.5	31	¥5806	4.48%	¥260	¥8060	¥49,724	27.63%	¥7410	3.51%
2022.3.4	39	¥6170	4.21%	¥260	¥10,140	¥38,220	15.88%	¥7150	3.64%
2022.5.20	46	¥6321	5.00%	¥316	¥14,536	¥41,354	14.22%	¥7220	4.38%

　

過去15年の売上高と経常利益が右肩上がりで、配当金も増加傾向（17期連続増配見通し）。

2022年3月期の本決算では、14.6%増益、配当金は45円増配の285円（3Q予想から25円増)です。

2月下旬から調整に入った株価は、反転を模索する状況にあるようです。

2023年3月期の予想は、6.2%増益、配当金は31円増配の316円です。

　

運用成績は、年間予想配当額14,536円、含み益41,354円、年平均利回りは6.56%でした。

　

　

　

　

8473　SBIホールディングス　[証券業]

　

　

年月日	投資 株数	平均取 得単価	買付時配 当利回り	予想1株 配当額	予想 配当額	評価損益	評価 損益率	株価	配当 利回り
2021.3.26	55	¥2458	4.07%	¥100	¥5,500	¥38,060	28.15%	¥3150	3.17%
2021.5.31	60	¥2496	4.81%	¥120	¥7200	¥16,020	10.70%	¥2763	4.34%
2021.11.5	100	¥2622	4.58%*	¥120*	¥12,000	¥27,600	10.53%	¥2898	4.14%*
2022.3.4	114	¥2667	4.50%*	¥120*	¥13,680	¥28,956	9.52%	¥2921	4.11%*
2022.5.20	118	¥2670	4.49%*	¥120*	¥14,160	－¥14,396	－4.57%	¥2548	4.71%*

　　　* 配当予想は公表されていないため、前期と同じと想定しました。

　

過去13年の売上高と親会社利益が右肩上がりで、配当金も増加傾向（9期連続減配なし）。

事業が投資・証券をはじめとする金融事業であり変動要因が大きいため、来期の業績予想は開示されていませんが、第3四半期では508.2%増益（第2四半期は131.9％増益）となりました。

2022年3月期の本決算は2022年5月27日に開示される予定です。

戻り基調にあった株価は2022年3月末からから急激に下落しており、直近では出来高を伴って乱高下している状況です。

　

運用成績は、年間予想配当額14,160円、含み損14,396円、年平均利回りは－2.61%でした。

　

　

8591　オリックス　[その他金融業]

　

　

年月日	投資 株数	平均取 得単価	買付時配 当利回り	予想1株 配当額	予想 配当額	評価損益	評価 損益率	株価	配当 利回り
2021.1.8	207	¥1463	5.19%	¥76	¥15,732	¥69,242	8.30%	¥1797.5	4.23%
2021.3.26	207	¥1463	5.19%	¥78	¥16,146	¥104,535	34.52%	¥1968	3.86%
2021.5.31	207	¥1463	5.33%	¥78	¥16,146	¥96,980	32.02%	¥1931.5	4.04%
2021.11.5	207	¥1463	5.33%	¥78	¥16,146	¥164,462	54.31%	¥2257.5	3.46%
2022.3.4	207	¥1463	5.33%	¥78	¥16,146	¥159,080	52.53%	¥2231.5	3.50%
2022.5.20	200	¥1463	5.85%	¥85.6	¥17,120	¥170,400	58.24%	¥2315	3.70%

　

過去13年の売上高と純利益は右肩上がりで、配当金も増加傾向（13年連続で減配なし）。

2022年3月期の本決算は、62.2％増益、配当金は7.6円増配の85.6円（3Q予想から7円増)です。

また、2023年3月31日までに4000万株（発行済株式の3.3%）を上限とする自社株買いを実施中です。

2022年1月にピークを付けた株価は、高値圏で横ばいを続けています。

2023年3月期の予想は、業績は非開示、配当金は85.6円または配当性向33%の高い方です。

　

運用成績は、年間予想配当額17,120円、含み益170,400円、年平均利回りは21.84%でした。

　

　

まとめ

　

いかがでしたか？

今回は、筆者の高配当株ポートフォリオからお宝指定した20銘柄の前半10銘柄について、本決算における業績と運用成績をご紹介しました。

　

新型コロナを背景とした、原油などの資源価格の上昇や供給不足などによる世界的なインフレを受け、米国FRBが政策金利の引き上げ方針を表明。日米株価は調整しました。

それに加え、2月24日に始まったロシアによるウクライナ侵攻は3か月にわたり、世界は不透明な状況が続いています。

一刻も早い戦争の終結を祈りたいと思います。

　

　

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1株から購入できるので自ずと1銘柄当たりの買い付け回数が増え、時間やリスクが分散できます。

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前回（2022年2月）のお宝銘柄紹介はこちら

　

高配当株のじぶん年金について詳しくはこちら

　

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本日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました！！

　

　

　

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次の記事も投資について役立つので、参考にしてみてください。

　

【2021年3月】公開！高配当株投資のお宝銘柄 | じぶん年金

　

【節税】株式の配当収入がある人は、確定申告をしないと損しているかも！？

　

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