【じぶん年金】高配当株のお宝銘柄(前半)の運用成績［2024年8月］

　

こんにちは、投資経験25年のサラリーマン投資家&FP2級技能士、みつぞうです。

　

2024年3月に高配当株投資で成績の良かったお宝銘柄20銘柄を紹介しました。

【じぶん年金】高配当株のお宝銘柄〈前半〉を公開［2024年3月］

【じぶん年金】高配当株のお宝銘柄〈後半〉を公開［2024年3月］

　

2025年3月期 第1四半期の決算発表が出そろいましたので、お宝銘柄の前半10銘柄について、最近の運用成績（2024年8月13日現在）をご紹介します。

後半の10銘柄については、別の記事でご紹介する予定です。

　

　

この記事はこんな人におススメです。

　

　　

　

簡潔に見やすく書いていますので、忙しい方でもお気軽にご覧ください。

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お宝指定 前半10銘柄の運用成績［2024年8月］

株価は日々変動していますので、数値は2024年8月13日のデータで記載しています。

お宝銘柄の認定条件

　

お宝銘柄の認定条件は次のとおりです。

　

　　

　

お宝指定 前半10銘柄の業績と運用成績（2024年8月13日時点）

　

今回ご紹介するお宝指定銘柄の業績は次のとおりです。

　

　

銘柄ごとに詳しく見ていきましょう。

なお、業績を表す「利益」は、親会社利益（親会社株主に帰属する当期純利益）を記載しています。

　

　

　

2914　JT　[食料品]

　

2020年まで17期連続非減配。2021年3月期は減配でしたが、2022年以降は減配前の水準を大幅に上回って増配を続けています。

2024年12月期の予想（2024年8月2日、第２四半期決算）は 1.5％減益、配当金は194円維持（1Q時点の予想から変更なし）でした。

第２四半期の業績は6.3％増益。2Q時点の進捗率は64.2%と好調です。

　

株価は2024年6月初めにピークを付けたあと調整していましたが、2024年8月に入って大幅に下落。8月5日を底に短期的な反発局面にあります。

2024年のここまでの下落率は9.0%です。

　

運用成績は、年間予想配当額41,128円、含み益345,584円、年平均利回りは14.14%でした。

　

　

　

3597　自重堂　[繊維製品]

　

東証スタンダードに上場するワーキングウェア大手。前期、コロナ禍前の営業利益を更新し2023年6月期は+66％の大幅増配（9期連続減配なし）。

2024年6月期の実績は（2024年8月8日、本決算）は 17.9％減益、配当金は500円維持（3Q時点の予想から変更なし） でした。

2025年6月期の予想は、4.2%増益、配当金は500円維持です。

　

株価は2024年4月にピークを付けたあとは下落トレンド。8月5日の暴落後は短期的に反発局面にあり、上昇トレンドに入れるか見極めたいところです。

2024年のここまでの下落率は2.0%です。

　

運用成績は、年間予想配当額31,500円、含み益201,978円、年平均利回りは10.19%でした。

　

　

5334　日本特殊陶業　[ガラス・土石製品]

　

過去14年の売上高が右肩上がりで、配当金も増加傾向（2020年度は減配があったものの2019年度まで11期連続減配なし。2021年度以降も増配継続中）。

2025年3月期の予想（2024年7月31日、第１四半期決算）は 0.4%増益、配当金は2円増配の166円（前期決算時点の予想から変更なし） でした。

また、2023年7月31日に発表した自社株買い（950万株、発行済み株式の4.7%、200億円を上限）は、2024年7月31日までに492万株（約200億円）を取得、消却して終了しました。

第１四半期の業績は15.7%増益。1Q時点の進捗率は33.5%です。

　

2024年に入って大きく上昇した株価は、4月にピークを付けたあと下落トレンドに入りました。2024年7月中旬以降は下げ足を速め、8月5日の暴落で底を打ったあと、短期的な自律反発中です。

2024年のここまでの上昇率は20.8%に達しています。

　

運用成績は、年間予想配当額35,524円、含み益443,482円、年平均利回りは23.75%でした。

評価損益率は104.89%、ダブルバガーを維持しています。

　

　

7433　伯東　[卸売業]

　

過去14年の売上高は右肩上がりで、配当金も増加傾向（15期連続で減配なし）。

2025年3月期の予想（2024年7月31日、第１四半期決算）は 5.3％減益、配当金は20円減配の260円（前期決算時点の予想から変更なし）でした。

第１四半期の純利益は15.4億円。1Q時点の進捗率は31.5%と順調です。

　

株価は、2024年1月にピークを付けたあと下落トレンドに入りました。2024年8月に入って暴落後、自律反発中です。

2024年のここまでの下落率は10.4%です。

　

運用成績は、年間予想配当額40,040円、含み益524,574円、年平均利回りは50.95%でした。

評価損益率は233.52%、３バガーとなっています。

　

　

　

　

8001　伊藤忠商事　[卸売業]

　

総合商社の時価総額2位。過去14年の売上高と経常利益が右肩上がりで、配当金も増加傾向（9期連続増配／11期連続減配なし）。

2025年3月期の予想（2024年8月9日、第１四半期決算）は 9.8％の増益、配当金は40円増配の200円（前期決算時点の予想から変更なし）です。

2025年3月31日までに2800万株（発行済み株式の1.9%）、1500億円を上限とする自社株買いを発表（2024年8月5日）しました。

第１四半期の業績は3.1%減益。1Q時点の進捗率は23.4%でした。

　

株価は2024年7月にピークを付けたあと24%暴落しました。8月5日に底を打ったあとは自律反発中です。

2024年のここまでの上昇率は20.0%に達しています。

　

運用成績は、年間予想配当額20,400円、含み益442,986円、年平均利回りは34.25%でした。

評価損益率は168.40%、ダブルバガーとなっています。

　

　

8031　三井物産　[卸売業]

　

2013年と2017年の減配を除けば、配当は増加傾向。資源・インフラに強いものの、それらの好不調が業績の明暗を左右します。

2025年3月期の予想（2024年8月1日、第１四半期決算）は 15.4％の減益、配当金は15円増配の100円 （前期決算時点の予想から変更なし）でした。

2024年5月1日に発表した自社株買い（4000万株、発行済み株式の2.64%、2000億円を上限）は、2024年7月31日までに3361万株（約1278億円）を取得しました。

また、2024年6月30日を基準日とする、１：２の株式分割を実施しました。

第１四半期の業績は9.2%増益。1Q時点の進捗率は30.6%と順調です。

　

株価は2024年5月にピークを付けたあと下落トレンドに入り、7月からは急激に下げました。8月5日を底を打った後は、反発しています。

2024年のここまでの上昇率は11.0%でした。

　

運用成績は、年間予想配当額21,400円、含み益402,855円、年平均利回りは36.12%でした。

評価損益率は177.59%、ダブルバガーとなっています。

　

　

8058　三菱商事　[卸売業]

　

総合商社の時価総額1位。 2013年と2016年の減配を除けば、配当は増加傾向（8期連続増配）。資源・機械・食品・化学等事業基盤が厚いです。

2025年3月期の予想（2024年8月6日、第１四半期決算）は 1.5％の減益、配当金は 30円増配の100円（前期決算時点の予想から変更なし）です。

　

2024年2月6日に発表した自社株買い（4.17億株、発行済み株式の10.0%、5000億円を上限）は、2024年7月31日までに1.14億株（約3775億円）を取得しました。

また、2023年12月31日を基準日とする、１：３の株式分割を実施しました。

第１四半期の業績は11.5%増益。1Q時点の進捗率は37.3%と好調です。

　

2024年に入って急上昇していた株価は、4月にピークを付けたあと下落トレンドに入りました。2024年7月中旬以降は下げ足を速め、8月5日に底を打った後は反発の途上にあります。

2024年のここまでの上昇率は27.0%に達しています。

　

運用成績は、年間予想配当額33,800円、含み益652,002円、年平均利回りは42.01%でした。

評価損益率は206.53%、トリプルバガーとなっています。

　

　

　

　

8424　芙蓉総合リース　[その他金融業]

　

過去16年の売上高と経常利益が右肩上がりで、配当金も増加傾向（21期連続増配）。

2025年3月期の予想（2024年7月26日、第１四半期決算）は 4.7%減益、配当金は10円増配の450円（前期決算時点の予想から変更なし）でした。

第１四半期の業績は6.5%増益。1Q時点の進捗率は22.1%でした。

　

2024年4月上旬にピークを付けた株価はその下落基調となりました。8月に入って暴落し8月5日に底を打った後は、反発局面にあります。

2024年のここまでの下落率は9.6%です。

　

運用成績は、年間予想配当額25,200円、含み益238,784円、年平均利回りは14.21%でした。

評価損益率は62.74%となっています。

　

　

　

　

8584　ジャックス　[その他金融業]

　

過去12年の売上高と親会社利益が右肩上がりで、配当金も増加傾向（5期連続増配、15期連続減配なし）。

2025年3月期の予想（2024年8月9日、第１四半期決算）は 30.6%減益、配当金は40円減配の180円（前期決算時点の予想から下方修正、配当減額）でした。

第１四半期の業績は21.5%減益。1Q時点の進捗率は36.4%でした。

　

株価は、2024年3月にピークを付けたあと横ばいを続けていましたが、5月中旬の前期本決算発表を失望して急落、その後も下落基調をたどり、2024年8月に入ってさらに暴落。8月5日以降も底値圏で推移しています。

2024年のここまでの下落率は27.1%に達しています。

　

運用成績は、年間予想配当額19,260円、含み益81,214円、年平均利回りは7.93%でした。

評価損益率は25.12%となっています。

　

　

8591　オリックス　[その他金融業]

　

過去15年の売上高と純利益は右肩上がりで、配当金も増加傾向（15年連続で減配なし）。

2025年3月期の予想（2024年8月5日、第１四半期決算）は 12.7%増益、配当金は98.6円維持（前期決算時点の予想から変更なし）となっています。

2024年5月8日に発表した自社株買い（4000万株、発行済み株式の3.5%、500億円を上限）は、2024年7月31日までに527万株（約184億円）を取得しました。

第１四半期の業績は37.7%増益。1Q時点の進捗率は22.2%でした。

　

2024年7月中旬にピークを付けた株価はその後急落しましたが、8月5日を底に急反発し、7月高値から8月5日底値までの68%まで戻しました。

2024年のここまでの上昇率は28.4%に達しています。

　

運用成績は、年間予想配当額19,720円、含み益389,800円、年平均利回りは27.10%でした。

評価損益率は133.22%、ダブルバガーを維持しています。

　

　

まとめ

　

いかがでしたか？

今回は、筆者の高配当株ポートフォリオからお宝指定した20銘柄の前半10銘柄について、2024年8月決算シーズンにおける業績と運用成績をご紹介しました。

　

日銀は8月の金融政策決定会合で0.25%への利上げを実施しまし、さらなる利上げにも含みを持たせました。
市場は日銀の政策転換と米国経済の景気後退懸念を受けて、2024年8月5日の日経平均は4451円安（-12.4%）と大暴落しました。
米市場では9月のの利下げ幅（0.25% または 0.5%）が焦点となっています。

イランでハマスの最高幹部が暗殺されたのを受け、イランがイスラエルに報復する可能性が取りざたされています。

　

　

筆者は株式投資をするのに1株単位で購入できる証券会社を利用しています。

1株から購入することは次のようなメリットがあると思います。

　

2023年末でSBIネオモバイル証券がSBI証券に統合された後は、SBI証券のS株を利用しています。

他にも1株単位で購入できる証券会社がありますので、自分に合った証券会社を探してみるとよいと思います。

　

　

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前回（2024年3月）のお宝銘柄紹介はこちら

　

高配当株のじぶん年金について詳しくはこちら

　

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本日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました！！

　

　

　

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次の記事も投資について役立つので、参考にしてみてください。

　

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